従業員インタビュー【放射能分析職/環境領域】
Eurofins. World Leader in Testing for Life.
『新しい環境へ飛び込んだ私、チャレンジが拡げてくれた世界』
ユーロフィン日本総研株式会社
分析職 新卒2年目 Kさん
※所属会社、職種、在籍期間はインタビュー当時のものです。
入社のきっかけ
学生時代から、食品か環境関係の仕事をしたいと思っていました。就職活動では、研究職を中心に探していく中で、この分析の仕事に出会いました。学生時代、農学部で大腸菌の分析等で検査機器に携わっていたこともあり、興味を持ったことが入社のきっかけです。
最初の印象ですが、説明会や面接でお話を伺う中で「変化していく会社」として、将来性を感じたことが印象に残っています。
内定をいただいた後に、横浜のラボ見学をさせていただく機会があったのですが、生き生きと働く先輩たちの姿を見て、職場の雰囲気の良さに惹かれて入社しようと思いました。
分析職としてラボに入るつもりで入社しましたが、入ってみると様々な職種があることを研修を通して知りました。 半年の研修期間では、各拠点で多くの部署の仕事を経験することができます。実際に私は、分析だけでなく、営業やIT開発、品質保証の仕事も経験させていただき、自分の向き不向きがわかりました。特に印象に残っているのは、IT開発の研修でマクロを含めたエクセルの使い方を学んだことです。 もともと、他の部署でエクセルなどのツールを使いこなすと作業効率が飛躍的に上がることに感動していました。学生時代とは違い、仕事というものに触れた体験でした。研修後は、配属先の希望を出すことができ、私は希望通りの分析職につくことができました。研修時代に学んだことは、今の職場の業務改善に役立てることができています。
どんな職場ですか?
私の配属された福島分析センターは、放射線・放射能を専門に分析を行っています。大規模なラボではないので、お客様の依頼から分析結果の報告まで全体感を把握することができます。
また、コミュニケーションを大事にしており、私の部署では1日に3回ミーティングがあるため、案件ごとの状況まで把握することができます。部署を問わず連携して仕事を進めるので、お互いフォローし合う関係性ができています。
間接的にお客様の声を伺うこともあり、短納期対応でのお喜びの声など共有してもらえた時は、仕事のモチベーションになります。時には手間のかかる、大変な仕事もありますが、受注時の営業さんの苦労等も見ているので、現場からサポートしたいという気持ちになります!
新卒1年目の頃、印象に残っていることといえば、ラボの業務改善です。ラボの配置・導線が的確化どうかの見直しを任され、試料置き場などのレイアウト変更やそれに伴う器具の移動を自分で考えて、他の社員の方々に手伝っていただきました。
限られたスペースの中で工夫することは難しくもありましたが、同時に楽しくもあり、「使いやすくなったね」と職場での反響があると嬉しいです。
品質トラブルを防ぐための現場改善としては、ホワイトボードの導入提案を行いました。どの分析から行ってもよい作業工程があり、効率を考えると段取りの融通が利くのですが、結果として抜け漏れが起こる可能性がありました。アナログではありますが、すぐに書き込めるホワイトボードがあったら便利なのではないかと上司に提案してみたところ、「いい考えだね。やってみようか」と言って翌日にはホワイトボードを買ってきてくれました。
こんなちょっとしたことでも、業務改善として妥当性があればすぐに対応してくれるんだ、と驚いたことを覚えています。私がそのホワイトボードを使い始めたところ、だんだんと他の先輩方もそのホワイトボードを活用し始め、工夫を重ねていった結果、さらに仕事がしやすくなったという経験ができたことは自信につながりました。
自分の些細な意見でも、「先入観のない感性だからこそいいんだ」と言って耳を傾けてくれ、試行錯誤していく職場での毎日は、ラボと一緒に自分自身の成長につながっていると感じています。
将来について
将来的には、環境部門以外の領域にも挑戦したいと思っています。直近だと、自ら手を挙げて全社の改善活動に参加させていただいています。
実は、当初は暖かい地域を配属希望先として出していました。最初に福島と聞いた時には、まさか、と思いました。しかし、実際に来てみると、私の好きな日本酒と温泉に恵まれた土地であり、休日は東北温泉巡りなど新しい街の生活を満喫しています。もともと新しい環境に挑戦したいという気持ちが強く、様々な拠点と分野があるユーロフィンで、新しい街との出会いも含めて色々経験してみたいと思っています。
メッセージ
現在、業務上私が指示をする場面があるのですが、なかなか伝えたいことが伝えきれず苦労しています。自分の考えを簡潔に伝える能力は仕事の中で多いため、今後高めていきたいです。
思い返してみれば、就職活動時も、面接等で自分の考えを伝えることで苦労していました。大学時に就職支援センターで面接練習などをしておけばよかったと後悔しています。現在、またこれから就職活動を行う皆さんには、アドバイスとしてお伝えしたいですね。応援しています。
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