国内基準値改正について
日本国内の農薬基準値改正についてお知らせいたします。
国内基準値改正
令和5年5月31日付で厚生労働省より通知がございました。詳細については以下をご覧ください。
施行通知|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/zanryu/sekoutsuchi.html
- 改正の概要
以下の品目について、食品中の残留基準値を改正したこと。
農薬アセキノシル、農薬イソフェタミド、農薬ピリプロキシフェン、農薬メトキシフェノジド、動物用医薬品モサプリド
(基準値が引き上げられる品目は令和5年5月31日より適用、基準値が引き下げられる品目は令和6年5月31日より適用)
- 運用上の注意
①アセキノシル
「その他の野菜」(注)に設定されているアセキノシルの残留基準値については、現行の残留基準値を削除し、「その他の野菜(ずいきに限る。)」及び「その他の野菜(ずいき及びれんこんを除く。)」として残留基準値を設定し、「その他の野菜(れんこんに限る。)」として一律基準(0.01ppm)が適用されること。
(注)アセキノシルにおける「その他の野菜」については、「れんこん」に限り告示の日から起算して1年を経過した日から基準値削除となる。
②モサプリド
規制対象は、モサプリド及び代謝物M-1【デス-p-フルオロベンジルモサプリド】とすること。ただし、代謝物M-1はモサプリドの濃度に換算すること。なお、改正前の規制対象は、モサプリドのみであること。
今後も皆様に有益な情報を随時更新して参ります。
なお、本件に関するお問い合わせは、"お問い合わせ" フォームより、お願いいたします。