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カビ毒シトリニンの分析受託開始のお知らせ|ユーロフィンQKEN

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この度弊社では、カビ毒シトリニンの分析の受託を開始いたしました。

シトリニンは、主にPenicillium属によってつくられるカビ毒で、国際がん研究機関(IARC)によるカビ毒の発がん分類では、パツリン、ルテオスカイリン等と同様にグループ3(ヒトに対する発がん性を分類できない)に分類されています。

穀物、果実などの汚染事例が報告されており、穀類ではシトリニンとオクラトキシンAとの複合汚染も報告されています。

 

また、紅麹菌から産出される恐れがあるとして、EUと台湾では紅麹米や紅麹米を原料として製造した食品およびサプリメントなどで最大基準値が設定されています。

日本では着色料のベニコウジ色素(モナスカス色素)で、シトリニン含有濃度0.2 μg/g以下と規格が定められています。

 

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