CAR-T 細胞 体内動態確認 検査受託サービス
CAR-Tの有効性はCAR-T 細胞の持続性に影響されます。CAR-T体内動態を経時的に縦断的モニタリングすることにより、CAR-Tの有効性と安全性の評価にとって、重要かつサポーティブな情報を提供することができます。
- 持続的な抗腫瘍効果/寛解および再発の可能性を評価
- 制御不能な増殖のモニタリング
- サイトカイン放出症候群(CRS)等、可能性のある副作用をモニタリング
- CAR-Tの消耗研究開発における新規 CAR-Tの選択と最適化
当社の受託サービス >>> Anti-CD19(FMC63 scFV)を標的としたqPCR
CAR-T 細胞 qPCR 受託サービスについて
■ 検査について
検査名 | ExPeCTTM anti-CD19(FMC63) CAR T | |
検査方法 | Anti-CD19(FMC63 scFV)を標的としたqPCR | |
本検査の特長 | 循環CAR-T 細胞量の直接測定 凍結検体による長期モニタリング |
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検査性能 | 検出感度 | LOD(Limit Of Detection):1.816 copies/μg |
測定範囲 | LLOQ(Lower Limit of Quantification):2.072 copies/μg | |
ULOQ(Upper Limit of Quantification):1.392 x 107 copies/μg |
■ 検体情報
検体種別 | 全血 | ※遠心分離をしないでください。 ※検体に溶血・凝集がみられても受付可能です。 |
採血管 | 下記の採血管どちらかを推奨致します。 ※検体は、弊社において凍結処理を行います。下記以外の採血管を使用した場合、凍結時に破損等が発生する可能性があります。 |
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●品名:インセパック®Ⅱ -D SMD520EK- ムラサキ -ST(積水メディカル株式会社) | ||
●品名:インセパック®Ⅱ -V SMD520EK- ムラサキ -V(AB Medical, Inc.) | ||
採血量 | 2 mL x 2本 ※1本あたりの最低量は0.5mL | |
保存と発送 | 採血後は室温保存。検体は室温以下の環境で、速やかに弊社グループ会社へご送付ください。 | |
採血後72時間以内に弊社グループ会社必着。 | ||
米国Eurofins Viracor社にて測定。 |
※本検査は研究用です。診断目的に利用することはできません。
■ 受託フロー
① お申し込み
② 輸送用ボックスお受取り
③ 採血
④ 検体入り輸送ボックス返送
⑤ オンラインで結果入手
【参考文献】
1) Daniel C. Kirouac et al. Deconvolution of clinical variance in CAR-T cell pharmacology and response. NatureBiotechnology (2023) Fig.1より引用、グラフタイトル及びコメントは弊社にて付記