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日本のPFAS動向タイムライン

日付 内容
2024/1/31 内閣府食品安全委員会はPFASの健康影響評価について評価書案を作成し、PFOS・PFOAを生涯にわたり摂取しても健康に影響がない基準値として、それぞれ1日に体重1kgあたり20 ng/Lに基準を設定
2023/12/1 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 (化審法)によりPFHxSを第一種特定化学物質に指定。製造・輸入・製品への使用を禁止に。施行は公布後2カ月以内
2023/1/31 内閣府食品安全委員会はPFAS を食品健康影響評価の対象とすることを決定
2022/12/1 水質汚濁防止法施行令が改正され、PFOS・PFOA等の4物質が指定物質に指定。指定物質を製造等する施設には、事故により指定物質を含む水が排出された場合の応急措置、都道府県知事への届出が義務付け。2023年2月施行
2021/4/21 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 (化審法)によりPFOAを第一種特定化学物質に指定。製造・輸入・製品への使用を禁止に。2021年10月22日施行

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世界のPFAS動向タイムライン

日付 内容
2024/4/10
【米国EPA】法的拘束力のある飲料水基準値を最終決定
PFOS・PFOAは4ng/L、PFHxS・PFNA・HFPO-DA(GenX Chemicals)は10 ng/Lに
また、全米の公共水道システムに3年以内に飲料水中のPFAS量測定と情報公開を求め、基準を超えた場合、5年以内に削減対応を求める
2024/3/4 【欧州】食品と接触する包装におけるPFASの禁止を、欧州理事会と欧州議会が暫定的合意
2024/2/8 【米国EPA】資源保護回収法(RCRA)規制の変更を提案し、連邦規則集の有害成分リストに、9種類のPFASを追加
2023/11/13 【米国EPA】2020年の国防権限法に基づき、有害物質規制法(TSCA)に則したPFAS含有製品の報告と記録管理に関する規則を施行
2023/7/4 【欧州】欧州の化学物質管理規制(REACH規則)において、特定の目的でPTFE及びPVDFを規制

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PFAS よくあるご質問

PFASとは何ですか?

PFASとは、人工的に合成された有機フッ素化合物の総称です。
PFOS、PFOA、PFHxSやGenXなど約1万種類以上あるといわれており、環境中で分解されにくく、一度体に取り込まれると排出されにくいことから「forever chemicals(永遠の化学物質)」とも呼ばれています。
水や油をはじくという特性から、撥水・撥油加工や汚れをつきにくくする製品のコーティング剤として様々な生活用品に使用されてきました。
私たちが日常生活で使用している電化製品、衣類、備品に数多く含まれています。現在、人体への様々な毒性が明らかになり、世界中で急速に規制範囲が広がっています。
工場排水や消火剤、産廃処理等から土壌、地下水、公共用水、水道水等に汚染が広がっていると考えられ、順次日本でも暫定基準や分析・処理法の開発が進んでいます。

PFOS、PFOAの違いは何ですか?

1万種類以上あるとされるPFASの中で、代表的なPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)。
PFOSは、主に半導体工業や金属メッキ、フォトマスク(半導体、液晶ディスプレイ)、写真工業、泡消火薬剤などの用途に使用されていましたが、環境中で分解されにくいことから2010年に化審法(化学物質審査規制法)の「第一種特定化学物質」に指定されたことで一部の用途を除き、製造・輸入・使用が禁止となりました。
その後2018年に改正され、例外なく全ての用途で使用が禁止されています。
PFOAは、防汚・撥水・ツヤ出しなどを目的に、繊維、医療、電子基板、自動車、食品包装紙、石材、フローリング、皮革、防護服などの用途で主に使用されてきました。
こちらは2021年に化審法の「第一種特定化学物質」に指定されています。

水質試料の分析可能な項目を教えてください。

国内通知法は4項目、EPA method 537は22項目、EPA method 1633は40項目の分析が可能です。
具体的な項目は、以下の表をご確認下さい。
表中※印の有るものは公定法に弊社が独自に追加して導入している項目

分析対象項目 短縮名 CAS番号 EPA Method 537 EPA Method 1633 環境省通知法
Perfluorobutanoic acid PFBA 375-22-4 ○※  
Perfluoropentanoic acid PFPeA 2706-90-3    
Perfluorohexanoic acid PFHxA 307-24-4 ○※
Perfluoroheptanoic acid PFHpA 375-85-9  
Perfluorooctanoic acid PFOA 335-67-1
Perfluorononanoic acid PFNA 375-95-1  
Perfluorodecanoic acid PFDA 335-76-2  
Perfluorododecanoic acid PFDoA 307-55-1  
Perfluoroundecanoic acid PFUnA 2058-94-8  
Perfluorotridecanoic acid PFTrDA 72629-94-8  
Perfluorotetradecanoic acid PFTA 376-06-7  
Perfluorobutanesulfonic acid PFBS 375-73-5  
Perfluoropentanesulfonic acid PFPeS 2706-91-4    
Perfluorohexanesulfonic acid PFHxS 355-46-4
Perfluoroheptanesulfonic acid PFHpS 375-92-8    
Perfluorooctanesulfonic acid PFOS 1763-23-1
Perfluoro-1-nonanesulfonate PFNS 68259-12-1    
Perfluoro-1-decanesulfonate PFDS 335-77-3    
Perfluorododecanesulfonic acid PFDoS 79780-39-5    
1H,1H, 2H, 2H-Perfluorohexane sulfonic acid 4:2FTS 757124-72-4 ○※  
1H,1H, 2H, 2H-Perfluorooctane sulfonic acid 6:2FTS 27619-97-2 ○※  
1H,1H, 2H, 2H-Perfluorodecane sulfonic acid 8:2FTS 39108-34-4 ○※  
Perfluoro-1-octanesulfonamide FOSA 754-91-6    
N-methyl perfluorooctanesulfonamide NEtFOSA 4151-50-2    
N-ethyl perfluorooctanesulfonamide NMeFOSA 31506-32-8    
N-methyl perfluorooctanesulfonamidoacetic acid NMeFOSAA 2355-31-9  
N-ethyl perfluorooctanesulfonamidoacetic acid NEtFOSAA 2991-50-6  
N-methyl perfluorooctanesulfonamidoethanol NEtFOSE 1691-99-2    
N-ethyl perfluorooctanesulfonamidoethanol NMeFOSE 24448-09-7    
Perfluoro-3-methoxypropanoic acid PFMPA 377-73-1    
Perfluoro-4-methoxybutanoic acid PFMBA 863090-89-5    
Hexafluoropropylene oxide dimer acid HFPO-DA 13252-13-6  
Nonafluoro-3,6-dioxaheptanoic acid NFDHA 151772-58-6    
4,8-Dioxa-3H-perfluorononanoic acid ADONA 919005-14-4  
Perfluoro(2-ethoxyethane)sulfonic acid PFEESA 113507-82-7    
9-Chlorohexadecafluoro-3-oxanonane-1-sulfonic acd 9Cl-PF3ONS 756426-58-1  
11-Chloroeicosafluoro-3-oxaundecane-1-sulfonic acid 11Cl-PF3OUdS 763051-92-9  
3-Perfluoropropyl propanoic acid 3:3FTCA 356-02-5    
2H,2H,3H,3H-Perfluorooctanoic acid 5:3FTCA 914637-49-3    
3-Perfluoroheptyl propanoic acid 7:3FTCA 812-70-4    
合計項目数     22 40 4
水質試料や土壌試料をサンプリングしてお送りする際、どのくらいの量が必要ですか?

分析法によって必要試料量は異なります。
国内通知法は1検体あたり、水質の必要試料量は1L x 2本、土壌の必要試料量は乾重量200gです。
EPA method 537は1検体あたり、水質の必要試料量は250ml x 2本となっております。
EPA method 1633は1検体あたり、水質の必要試料量は500ml x 2本、
土壌の必要試料量は乾重量20g程度ですが均一性の観点から弊社では200g程度の採取をお願いしております。
実験試料や土壌以外の他の固形物に関しては、必要試料量が異なりますので、別途お問い合わせください。

EPA method 1633で分析を依頼した場合、分析は日本で行われますか?その場合のだいたいの納期を教えてください。

EPA method 1633の分析は日本(横浜)のラボで分析しており、納期は15営業日で分析速報を提供しております。

土壌試料のPFAS分析はどのような方法で分析されますか?

PFAS土壌の分析方法は暫定法が通知されており、以下URLのメソッドに則ったPFAS土壌分析法で分析いたします。
土壌中の PFOS、PFOA 及び PFHxS に係る暫定測定方法
その他、EPA method 1633による40項目分析にも対応しております。

空気環境中のPFAS分析は可能ですか?

公定法としては現在米国で開発中の段階で、将来的には弊社でも対応できるよう開発中です。

 

 

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