JavaScript is disabled. Please enable to continue!
Mobile search icon
Eurofins Japan >> アスベスト >> Q&A

Q&A

Sidebar Image

更新日:2024年10月1日 

よくある質問(Q&A アスベスト分析)

Question

分析用の試料はどの位必要でしょうか?

Answer 吹付材ですとゴルフボール2~3個程度、成形板ですと5~10㎝角を1~2個程度、外壁ですと大さじ2杯分程度です。採取の際には鉄骨や梁に当たるまで採取して下さい。

分析に必要な採取量⽬安

外壁、仕上塗材、吹付剤、保温材

成形板

 

Question

アスベストの採取に資格は必要でしょうか?

Answer 採取の際には特別な資格は不要ですが、アスベストに関する安全性を確保し、防塵マスク等を必ず着用の上、採取箇所を湿潤し、採取して下さい。くれぐれも飛散したアスベスト粉じんを吸い込まないよう、十分ご注意下さい。また、採取痕からもアスベストの飛散が懸念されるため、採取した跡には布テープを貼る、スプレー糊を吹く、等の飛散防止対策を取って頂くよう、ご注意ください。

 

Question

採取した試料はどのような形で送ればよいでしょうか?

Answer 試料は飛散防止のためチャック付ポリ袋⼆重にパッキングし、通常の荷物同様の扱いで発送してください。迅速、確実な試料の受け取りのため、可能でしたら、ヤマト運輸(株)宅急便にてお送りください。
ヤマト運輸(https://www.kuronekoyamato.co.jp/)

 

Question

石綿事前調査結果報告システムとは何ですか?

Answer 2022年4月1日の法改正により、建築物や工作物の解体・改修工事を行う際には、石綿含有の有無の事前調査を実施する必要があります。
このとき、報告対象となる工事を請け負った事業者様(元方/元請事業者)は
労働基準監督署、および自治体に事前調査結果の報告を行う義務があります。
※下請事業者による代理入力はできません

【報告対象となる工事】
 ※石綿の有無によらず以下のいずれかに該当する場合には報告が必要です。

  1. 解体部分の 床面積の合計が80㎡以上の建築物 の解体工事
  2. 請負金額が 税込100万円以上の建築物 の改修工事
  3. 請負金額が 税込100万円以上の特定の工作物 の解体または改修工事
  4. 総トン数が 20トン以上の船舶(鋼製のものに限る)の解体又は改修工事 
    (※令和4年1月13日厚生労働省令第3号により追加)

石綿事前調査結果報告システムはこの事前調査結果報告のために
厚生労働省によって提供されるプラットフォームです。

 

 

Question

石綿事前調査結果報告システムに何を入力する必要がありますか。

Answer

弊社に分析をご依頼された場合、下記の情報をお客様に提供しています。

  • 「元方(元請)事業者情報」欄への入力情報
    • 分析調査を実施した者
      • 氏名
      • 所属する機関又は法人の名称
      • 講習実施機関の名称
  • 「元方(元請)事業者情報」欄への入力情報
    • 事業者の名称
    • 労働保険番号
    • 請負事業者の住所
      • 郵便番号
      • 都道府県・市区町村名等
      • 住所(続き)
    • 電話番号(ハイフンなし)
    • 事前調査を実施した者 ※弊社にて調査を実施した場合
      • 氏名
      • 講習実施機関の名称
    • 分析調査を実施した者
      • 氏名
      • 講習実施機関の名称

 

 

Question

分析調査実施者情報が見つかりません。

Answer

弊社では分析結果が出ますとメールで結果をお知らせします。
メールには分析結果の一覧が記載された速報(PDF)を添付しており、
この速報の最終ページに分析調査実施者情報を記載しています。

速報サンプル

 

 

Question

定性分析と定量分析の違いは何でしょうか?

Answer
定性分析 定量分析


定性分析は、「アスベストの含有の有無を確認するための分析方法」であり、どんな種類のアスベストが含有されているかを分析します。公定法として、JIS A 1481-1とJIS A 1481-2の2通りが定められており、そのいずれも当社では対応可能です。​

定量分析は、「アスベスト含有が確認された試料で含有率を確認するための分析方法」です。そのため、定性分析でアスベストが検出されなかった試料や、定性分析のみご依頼の試料については定量分析を実施致しません。​
また日本産業規格(JIS)では定性分析ごとに対応する定量分析が決められています。​
定性分析法“JIS A 1481-1”に対応する定量分析法は"JIS A 1481-4"と"JIS A 1481-5"であり、定性分析法“JIS A 1481-2”に対応する定量分析法は"JIS A 1481-3"です。当社では " JIS A 1481-1とJIS A 1481-5"、または" JIS A 1481-2 とJIS A 1481-3"での対応となります。​

定性分析でアスベストが検出された場合、規制値である0.1%を超過している可能性が高いため、アスベスト含有建材として適切な措置を講じれば、必ずしも定量分析によるアスベストの含有率を求める必要は無いとされています。※​

※以下参照下さい。​
■厚生労働省基安化発0331第3号、平成26年3月31日​
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000043001.pdf​

 

 

Question

層別分析とは?

Answer 層別分析

​定性分析⽅法 JIS A 1481-1では試料の層情報・アスベスト検出層を報告可能です(層別分析)。​
定性分析⽅法でもJIS A 1481-2については、試料全体を粉砕する必要があるため、層別分析には対応しておりません。​

また、例えば、岩綿吸音板に石膏ボードが二重貼りされているような建材の場合、これらは同一建材ではないため、原則的にはJIS A 1481-2の定性分析、及び定量分析を行うことはできません。​
このような、岩綿吸音板と石膏ボードが密着している建材に対しては、JIS A 1481-1の定性分析のみの対応となり、それぞれ層で分けて推定含有率を出した結果を提出します。​

 

 

Question

厚生労働省様式の報告書に対応できますか?

Answer

弊社様式の分析結果報告書に加え、厚生労働省様式の分析結果報告書にも対応可能です。​
※上記ひな形は、厚生労働省のご担当者に相談、確認の上で作成しています。

 

Question

特に分析を急ぎたい場合、どのような対応がありますか?

Answer

オプションで特急対応をご用意しています。こちらは定性分析のみの場合に限り、試料到着当日に分析結果を報告致します。​

定性・定量分析の場合、到着翌日の報告となります。特に短納期のため、あらかじめ最下部の "お問い合わせ" フォーム等からお問い合わせ下さい。 ​

速報納期

 

 

Question

岩綿吸音板に石膏ボードが二重貼りされているような、重なっている建材に対して定量分析は可能ですか?

Answer

原則的には対応不可です。岩綿吸音板と石膏ボードは異なる建材であるため、これらの建材を混合して分析するJIS A 1481-2の定性分析及び定量分析については、当社では行わないこととしています。​
このような、岩綿吸音板と石膏ボードが密着している建材に対しては、JIS A 1481-1の定性分析のみの対応となり、それぞれ層で分けて推定質量分率を出した結果を提出します。

 

Question

水中のアスベスト分析に対応していますか?

Answer

対応可能です。採取して頂く量は2L程度を目安としています。分析納期については、水質の状態によって前処理に時間がかかる等、作業工数が大きく異なる可能性もありますので、あらかじめ最下部の "お問い合わせ" フォーム等からお問い合わせ下さい。​

 

Question

建材以外の製品中のアスベスト分析に対応していますか?

Answer

対応可能です。既にこれまで1,000検体以上の分析実績があります。是非最下部の ”お問い合わせ” フォーム等からお問い合わせ下さい。​
なお珪藻土製品のアスベスト分析については、リンク先をご参照下さい。