BioJapan 2022 出展のご報告
ユーロフィン分析科学研究所は、BioJapan 2022(2022年10月12日~10月14日)に出展しました。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
当日、ご参加できなかった皆様に向け、出展の様子をお伝えします。
BioJapanについて
BioJapanは、創薬、個別化医療、再生医療、診断・医療機器、ヘルスケア、環境・エネルギー、機能性食品、研究用機器・試薬等の分野において、多くの関連企業、研究機関が出展やセミナーを実施されました。
2022年は、1229社が出展・パートナリングしました。
出展社ブースの様子
以下のサービスを中心に出展しました。
- バイオ医薬品の製剤開発支援
- E&L(抽出物・浸出物)試験
- ニトロソアミン類分析
- ウイルスベクター関連試験
- マイコプラズマ否定試験
- ウイルスクリアランス試験
出展社ブースにおいて、特に皆様から注目が集まっていたのが、E&L試験とウイルスクリアランス試験でした。
E&L試験では、出展社セミナーでお話ししたUSP関連の質問や、E&L試験実施に向けた情報収集をされるお客様が多かったです。
ウイルスクリアランス試験では、バイオ医薬品を研究・開発する製薬企業のお客様から注目されていました。
ウイルスクリアランス試験とは、バイオ医薬品の安全性管理のため、プロセス開発時や医薬品の承認申請時に必要なウイルス不活化/除去能力を評価する試験です。バイオ医薬品の製造業者は、ウイルスクリアランス試験に用いたアプローチについて説明し、その妥当性を明らかにする必要があります。
ユーロフィンBPT(BioPharma Product Testing)ネットワークでは、バイオ医薬品の開発、製造、上市まで全ての段階において、GMPに準拠したウイルスクリアランス試験を受託しています。
詳しくは、ウイルスクリアランス試験サービスページをご覧ください。
出展社セミナーの様子
出展社セミナーでは、以下の演題でお話ししました。
- バイオ医薬品製造プロセスにおけるシングルユースシステムの抽出物・浸出物 (E&L) 試験紹介
生物製剤およびバイオ医薬品に適用される、プロセスの構成部品のE&L試験に特化した、最近承認されたUSP<665>と<1665>の章の概要を説明しました。
また、その評価の基本的な部分であるリスクベースアプローチと、試験戦略を明確にするリスク評価の結果に焦点を当ててお話ししました。
プレゼンテーションの最後では、標準的なプロトコルアプローチと構成部品の適格性評価プロセスについても、簡単にお話しました。
当社ではUSPに準拠したE&L試験サービスも提供していますので、詳しくは、E&L試験サービスページをご覧ください。
FIRM(再生医療イノベーションフォーラム)の様子
当フォーラム内で、企業紹介をさせていただきました。
以上が、BioJapan 2022の出展のご報告です。
出展内容等に関する、ご質問やご相談は、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
次回は、兵庫県アクリエひめじで開催される、「第39回製剤と粒子設計シンポジウム」に、2022年11月29日~11月30日の期間で出展を予定しています。
ぜひ、ご参加をご検討ください。