インターフェックス東京 2024 出展のご報告
ユーロフィン分析科学研究所は、インターフェックス東京 2024(2024年6月26日~6月28日)に出展しました。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
当日、ご参加できなかった皆様に向け、出展の様子をお伝えします。
インターフェックス東京 2024 について
本展示会はインターフェックスWeek東京の構成展の一つで、医薬品・化粧品の研究・製造に関わるあらゆる製品・技術・サービスが一堂に出展する日本最大の専門技術展です。国内外から医薬品・化粧品メーカーが来場し、出展企業と活発な商談が行われました。
2024年は900社が参加し、来場者数は3日間でのべ31,977名でした。
下記の動画でも、当日の様子を見られます。
出展社ブースの様子
以下のサービスを中心に出展しました。
- イメージング技術を用いた製剤開発支援
- デフォーミュレ―ション技術
- E&L(抽出物・浸出物)試験
- 元素不純物試験(ICH-Q3D対応)
- 異物分析
- ニトロソアミン類分析
- ウイルスベクター関連試験
- バイオ医薬品・生物起源由来医薬品の評価(マイコプラズマ否定試験、ウイルスクリアランス試験)
特に、皆様から注目を集めていたのは、ニトロソアミン類分析でした。
ニトロソアミン類分析は、厚生労働省より自主点検の通知もあり、当社への分析依頼も非常に増えてきました。
直近では、国内向けの新しいガイダンス「ニトロソアミン類リスクコミュニケーションガイダンス」の通知もあり、今後さらに注目が集まっていくと思われます。
詳しサービス内容は、ニトロアミン類分析をご覧ください。
出展社セミナーの様子
出展社セミナーでは、以下の演題でお話ししました。
満席で、立ち見でご聴講いただいた方もたくさんいらっしゃいました。
- ニトロソアミン類の簡易定量試験実績とお問い合わせ紹介
セミナーでは、ニトロソアミン類分析への関心が高まっていること、簡易定量試験の紹介(リスク評価と分析のステップ、試験概要、試験フロー、報告イメージ等)、お客様からよくある質問について、お話しさせていただきました。
また、これまでPMDA指定の9種と欧州薬局方指定の1種の同時測定可能でしたが、新たにN-ニトロソデュロキセチン(NDXT)も測定可能になったこともお伝えしました。
NDXTは、抗うつ薬デュロキセチン製剤中に生成する可能性がある、ニトロアミン原薬関連不純物(NDSRIs)です。NDXTは2022年12月に欧州医薬品庁(EMA)のガイダンスでも公表されています。
これにより、当社では、計11種のニトロアミン類の同時測定が可能になりました。
詳しサービス内容は、ニトロアミン類分析をご覧ください。
以上が、インターフェックス東京2024の出展のご報告です。
出展内容等に関する、ご質問やご相談は、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。