ウイルスベクター関連試験の受託サービス開始のお知らせ
ユーロフィン分析科学研究所では、遺伝子治療用製品等(ウイルスベクター関連)の品質試験の受託を開始しました。
遺伝子治療用製品等とは、再生医療等製品のうち遺伝子治療用製品、及び遺伝子導入細胞からなるヒト細胞加工製品を言います。
遺伝子治療用製品等の技術は、in vivo 遺伝子治療と、ex vivo 遺伝子治療に大別されます。
in vivo 遺伝子治療とは、目的遺伝子を搭載した遺伝子治療薬を投与する方法です。目的遺伝子の搭載には、アデノ随伴ウイルス(Adeno-associated virus:AAV)等のウイルスベクターや、プラスミド等の非ウイルスベクターが利用されています。
また、ベクターを利用せず、遺伝子組換えウイルスを直接投与する方法(in vivo ウイルス治療)もあります。
一方、ex vivo 遺伝子治療とは、遺伝子導入細胞を投与する方法です。こちらも同様に、ベクターを利用した目的遺伝子の導入で製造されます。
当社では、主に、in vivo 遺伝子治療用製品、及び in vivo ウイルス治療用製品を対象とし、ガイドラインに基づき、遺伝子治療製品等の承認申請に必要となる品質試験を提供します。
遺伝子治療製品等における、国内外における臨床品目数、及び承認品目数は増加しており、その市場規模も5年~10年で大きく成長することが予測されています。今後、さらに製品の研究開発は活発になってくると思われます。
ウイルスベクター関連試験をお考えであれば、ぜひ、当社をご活用ください。
詳細情報は、ウイルスベクター関連試験サービスページをご覧ください。
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