バイオ医薬EXPO 2023 出展のご報告

ユーロフィン分析科学研究所は、バイオ医薬EXPO 2023（インターフェックスWeek 東京）に出展しました。

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

当日、ご参加できなかった皆様に向け、出展の様子をお伝えします。

インターフェックスWeek 東京について

インターフェックスWeek 東京は、医薬品・化粧品の研究・製造に関わるあらゆる製品・技術・サービスが一堂に出展する日本最大の専門技術展です。

全国・世界中から医薬品・化粧品メーカーの研究・製造部門などが来場し、出展企業と活発な商談が行われました。

2023年は、850社が出展しました。来場者数は、3日間合計で27,826名でした。

下記の動画でも、当日の様子を見られます。

以下のサービスを中心に出展しました。

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特に、皆様からは、ニトロソアミン測定についての質問が多い印象でした。測定が必要なAPIや製剤のリストに基づいた具体的なご相談があったり、受託先の検討、情報収集も連日多数ありました。

また、再生医療用等製品の製造に使用する部材に対する、E&L試験の必要性に関するご相談がありました。E&Lの必要性検討のスコープが広がっているようでした。

今回の展示会では、当社海外ラボ（Milan）メンバーも来日し、商談を行わせていただきました。

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また、以下の内容にて、ブース内ミニセミナーを開催しました

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「E&L試験の基本的考え方と規制要件を考慮したデザイン」では、E&Lの歴史的背景と規制、Extractables とLeachablesの関係、E＆L試験の進め方を解説しました。

詳しいサービス内容は、抽出物・浸出物（E&L）をご覧ください。

「元素不純物試験（ICH-Q3D・JP18）の最新規制動向とサービスのご紹介」では、元素不純物試験に関するガイドライン、提供サービスと特長を解説しました。

旧来の重金属等の不純物試験は、ICH-Q3Dの普及に伴い、元素不純物試験へ移行している点が重要とお伝えしました。

詳しいサービス内容は、医薬品中の元素不純物（ICH-Q3D対応）をご覧ください。

「遺伝子治療用製品の最新動向とウイルスベクター関連試験のご紹介」では、遺伝子治療製品とは、遺伝子治療製品の開発状況及び市場規模予測、国内におけるウイルスベクター関連試験のガイドライン、提供サービスと特長を解説しました。

詳しいサービス内容は、ウイルスベクター関連品質試験をご覧ください。

出展社セミナーでは、当社海外ラボ（Milan）のEleonora Lostagli が以下の演題でお話ししました。

セミナーは満席で、立ち見も出るほどでした！

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ニトロソアミン類が医薬品業界にもたらしている課題について概要を説明しました。

ニトロソアミン類が注目されるようになった歴史的な背景、リスク評価と分析のベースとなる主な根本的原因、規制当局と医薬品業界間で議論されているポイント、この課題を解決するために必要なステップについて、お話ししました。

当社では、GMP省令準拠で管理された分析機器を用いて、ニトロソアミン類分析の試験法開発、バリデーション、定量試験もしくは限度試験が可能です。

また、NDMA、NDEA以外のニトロソアミン類（NMBA、NMPA、NIPEA、NDIPA、MeNP、NDBA、NMOR）と、幅広い簡易定量も可能です。

専門技術セミナーでは、当社事業開発部部長田中文裕が、以下の演題でお話ししました。

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※写真は許可を得て撮影しています。

本専門技術セミナーでは、医薬品受託分析業界の国内外のトレンドや、受託分析を進める上での課題点について紹介しました。

以上が、バイオ医薬EXPO 2023の出展のご報告です。

出展内容等に関する、ご質問やご相談は、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。