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「第30回日環協・環境セミナー全国大会 in ふじのくに」にて PFAS分析に関する発表のお知らせ

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ユーロフィン日本環境株式会社は「第30回日環協・環境セミナー全国大会 in ふじのくに」にて、水中の揮発性PFAS分析法の検討結果について技術発表を行います。

近年世界中でPFASの人体への有害性が指摘されていますが、体に取り込まれる一つの経路として、産業排水や埋立地からの浸出水、泡消火剤の使用などで環境中に流入し、そこから健康被害へと繋がっている可能性があります。一度放出されたPFASは長距離を移動し、何年にもわたって環境中に残留することがあり、土や水等を通して体内に取り込まれるのです。

フルオロテロマーアルコール類(FTOH)*は合成原料として利用されており、ポリマー製品からの残留物として環境中に放出されます。FTOHは環境中に放出されると分解過程で有害なPFOA等を生成することが懸念されていますが、中性物質であるため、液体クロマトグラフィー(LC-MS/MS)による分析は難しくなっております。

当該物質は揮発性も高く、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS/MS)により分析することも多くなっています。FTOHについてはPFASの網羅的測定がしたいとの要請を受け、前処理及び測定について分析法の検討を行いました。今回の技術発表では、その概要を発表致します。

ぜひご参加ください。

*1 汚れをはじく特性から、繊維産業で広く商業利用されているポリフッ素化原料。環境中での残留性と世界の遠隔地でも検出されており、その地球規模での汚染存在に最近大きな注目を集めています。

 

 

第30回日環協・環境セミナー全国大会 in ふじのくに 概要

【発表内容】

 水中の揮発性PFAS(フルオロテロマーアルコール類)分析法の検討

 

【発表者】

 ユーロフィン日本環境 ラボラトリー事業部

 POPsグループ PFAS・PCBチーム 藤田 潤

 

【発表日時】

 2023/10/19(木)~2023/10/20(金)  [プログラム]

 ※発表日は2023/10/20(金)

 

【会場】

 〒422-8019 静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号

 グランシップ/静岡県コンベンションアーツセンター [会場アクセス]

 

【参加について】

 当発表会への参加は有料となります。下記URLよりお申込み下さい。

 ▼公式サイト:2023年度第30回日環協・環境セミナー全国大会 in ふじのくに <参加募集中>

 ※参加申込締切日:2023/9/29(金)

 

【主催】

 一般社団法人日本環境測定分析協会、一般社団法人日本環境測定分析協会 中部支部

 

 


ユーロフィン日本環境株式会社について

 

環境分析サービスを提供する環境計量証明事業、環境アセスメントを始めとした環境コンサルティング事業を行っています。

昨今はPFASの水質・土壌調査~分析において積極的に研究を進め、環境中のPFAS分析において全世界でトップクラスの実績があるユーロフィングループのネットワークを活かし、日本国内にまだ規制が無い試料や海外の分析方法・調査方法などの対応可能なサービスを順次追加しています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。