気中アスベスト調査
気中に飛散したアスベスト繊維を吸引することにより、肺がんや中皮腫等の疾病を発症するリスクがあることが知られています。一般環境及び解体などのアスベスト除去作業現場やアスベストを使用している建築物の室内環境のモニタリングなど様々な気中におけるアスベスト調査に対応しています。
・気中アスベスト測定方法
気中アスベスト測定を目的に応じて実施します。サンプリング及び分析方法は、一般環境やアスベストの除去作業場内など測定場所によって異なります。
〇主な測定方法
「アスベストモニタリングマニュアル(第4.2版)環境省」
「JIS K 3850-1 空気中の繊維状粒子測定方法-第1部光学顕微鏡法及び走査電子顕微鏡法」など
位相差顕微鏡を用いて計数した繊維状粒子は、アスベスト以外の繊維なども含んでいるため、この場合の濃度は総繊維数を示しています。総繊維数濃度1f/Lなどの設定した濃度を超えた場合やご要望により走査型電子顕微鏡(SEM)による分析を行い、アスベストの同定及び計数を行います。
調査は、それぞれの現場状況や気象などにより測定条件が変わります。それらの状況を踏まえ、専属の技術者が正確で精度の高い調査を御提案いたします。
・アスベスト関連情報
・その他