PM2.5(微小粒子状物質)濃度測定・成分分析
ユーロフィンでは、環境省のPM2.5成分測定マニュアルに準拠した試料捕集、質量濃度測定、炭素成分分析、イオン成分分析、元素成分分析、水溶性有機炭素(WSOC)分析等に対応しています。
その他のご依頼にも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
INDEX
サービスの特長
1. 全国一斉調査に対応
環境省の指定する日程にて、全国一斉調査に対応いたします。
環境省のPM2.5成分測定マニュアルに準拠した試料捕集、質量濃度測定、炭素成分分析、イオン成分分析、元素成分分析、水溶性有機炭素(WSOC)分析等に対応し、自治体様が捕集したフィルタの成分分析のみでも対応いたします。
2. 捕集から各種成分分析、発生源寄与解析までワンストップで対応
ユーロフィンでは、PM2.5の捕集から各種成分分析、発生源寄与解析までをワンストップで対応が可能です。
PM2.5質量濃度測定はISO17025取得済み。
3. 特殊なご依頼にも対応可能
炭素成分分析技術を活用したEC測定、カーボン測定、作業環境カーボンブラック測定や花火大会時の大気粒子成分測定、大気粒子のSEM観察など特殊なご依頼にも対応いたします。
サービス提供実績
PM2.5(微小粒子状物質)の測定
質量濃度測定方法(フィルター捕集による測定方法)
標準測定法であるフィルタ法は、サンプラにより一定流量でフィルタ上に試料を捕集し、その後、一定の秤量条件の下で、試料採取前後のフィルタの質量差を求めることで、質量濃度を算定する方法です。
自動測定による方法
- フィルタ振動法(TEOM(Tapered Element Oscillating Microbalance)法)
固有の振動数で振動している円錐状の秤量素子の先端にフィルタが取り付けられ、フィルタ上に捕集された粒子状物質の質量の増加に伴い、素子の振動周波数が減少する原理を用いた測定法です - β線吸収法
低いエネルギーのβ線を物質に照射した場合、その物質の質量に比例してβ線の吸収量が増加する原理を用いた測定法です。 - 光散乱法
粒子状物質に、一方から光を照射したときに生ずる散乱光量を測定することにより、大気中の粒子状物質の質量濃度を間接的に測定する方式です。
保有機器
ICP-MS |
PM2.5サンプラー |
イオンクロマトグラフィ |
ウルトラミクロ天秤 |
カーボンアナライザ |
微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準が設定されました
環境省は、平成21年9月3日の中央環境審議会答申を受け、微小粒子状物質(PM2.5)に係る環境基準について、9月9日付けで告示しました。環境基準は表のとおりです。
微小粒子状物質(PM2.5)に係る環境基準
物資 | 環境上の条件 | 微小粒子状物質(PM2.5)測定方法 |
---|---|---|
微小粒子状物質 | 1年平均値が15μg/m3 以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。 | 濾過捕集による質量濃度測定方法又はこの方法によって測定された質量濃度と等価な値が得られると認められる自動測定機による方法 |
環境基準は、工業専用地域、車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については、適用しない。
微小粒子状物質(PM2.5)による大気の汚染に係る環境基準は、維持され又は早期達成に努めるものとする。
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