【最新情報】スペインにおけるプラスチック包装材向けの新規制について
2022年4月10日、スペインにて（EU）2018/851と（EU）2019/904を移項した、「循環経済のための廃棄物と土壌汚染に関する法律（Ley 7/2022, residuos y suelos contaminados para una economía circular (LRSC)）」が発効されました。
この法律はスペイン循環経済戦略（España Circular 2030）に沿い、廃棄物に関する共同体指令と使い捨てプラスチックに関する指令で定められた新しい目標の遵守及び、スペインで循環型低炭素経済を推進することを目標としています。
廃棄物発生の予防措置として第18章１(i)では特に、包装材におけるビスフェノールAとフタル酸エステル類の使用禁止を監督当局に求めていることが特徴となっており、規制値等の具体的な制限はないものの今後も注意が必要です。
廃棄物に関する実施規定は4年以内にこの法律に基づき整備される予定となっております。
【主な内容】
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- 使い捨てプラスチックの規制
- 廃棄物防止対策
- 廃棄物の生産、保有、管理
- 拡大生産責任者（EPR）に関する要求事項
- 循環型経済を促進するための財政措置
- 廃棄物に関する情報
- 土壌汚染に関する情報
- 罰則システムの更新
※このLRSCによって廃止されるもの：
・廃棄物および汚染された土地に関する法律22/2011（2011年7月28日）
・毒物および有害廃棄物に関する基本法20/1986の施行規則を承認した旧王令833/1988（1988年7月20日）
・廃棄物の回収・除去作業と欧州廃棄物リストを公表した2002年2月8日付の命令MAM/304/2002
・毒性・有害廃棄物の特性評価方法を定めた1989年10月13日付の命令
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