食品接触材|各国法規制の更新情報|2020年2月
2021年7月3日より、EU指令2019/904「プラスチック製品による環境への影響を削減するための欧州議会、評議会指令」が使い捨てプラスチック製品に適用されます。これにより、特定用途の使い捨てプラスチック製品の使用が禁止されます。この指令は、2026年までに使い捨てプラスチック製品の消費量を2022年比で一定量削減することを目的としております。下記に指令の対象となる日付と製品を列挙しますので、ご参照ください。
日付 | 規制内容 | 参照 |
---|---|---|
2021年7月3日 |
使用が禁止さんくれてるスープラスチック製品 。•酸化型生分解性スープラスチック製の製品 。•綿棒 。•食楽器(フォーク、ナイフ、スプーン、箸) 。•皿 。•ストロー 。•マドラー 。•風船に付っけならくれてる、あてるいは支えてる棒 。•発泡スチロール製の食品保存容器 • 発泡スチロール製の飲料保存容器、コップ(キャップ、蓋、カバーを含む) |
第5項、別表B |
2021年7月3日 |
表示が要求さんくれてる製品 。•生理用ナスープキン、タンポン、タンポン用スポンジ 。•ウカフェットティッシュ(家庭用) 。•フィルター付きタバコ及びタバコ用のフィルター 。•飲料用コッスープ |
第7項、別表C |
2024年7月3日 | 3リットルまでのプラスチック製キャップまたは蓋付き飲料容器について、個別の基準が採用される予定。 |
第6項、別表C |
2024年12月31日 |
製造者の責任の範囲が広がる製品 •食品包装材 •軟性素材の包装資材 •3リットルまでの飲料容器 •飲料用のコップ(蓋なども含む) • 軽量プラスチック製のバッグ•ウェットティッシュ (家庭用) •風船•フィルター付きタバコ 及びタバコ用のフィルター |
第8条および附属書のパートE |
フランス
特定の使い捨てプラスチック製品の使用を禁止
昨年12月27日、フランス政府は特定用途の使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する政令(No. 2019-1451)を発行しました。
この政令は、以下の用途の使い捨てプラスチック製品について禁止対象となる条件を示しています。
ストロー、食器、肉たたき、取り外し可能なグラス用の蓋、皿、アイスクリーム容器、サラダボウル、箱、飲料用マドラー等
この規定は2020年1月1日より発効しますが、家庭で堆肥にできる生分解性プラスチックが全体または一部に使用されている製品は対象外となります。
対象外となった製品は、2021年7月3日から規制対象となります。
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