残留農薬分析
ユーロフィンは長年にわたり、日本製食品の海外輸出をサポートしております。
EU、米国、台湾などのレギュレーション対応に最適化した残留農薬テストを食品毎に用意しており、輸出入の際に必要な各国規制に沿った分析を提案が可能です。
ヨーロッパでは、欧州議会・理事会規則 (EC) No.396/2005により、約1,100種の農薬について残留農薬基準 (MRL : Maximum Residue Limit)が設定されています。ポジティブリスト制を採用しているため、MRLが設定されていない農薬については一律基準の0.01mg/kgが適用されます。
加工食品、穀類・豆類、飼料を始め、お茶、油、香料まで幅広い食品品目に対応していおります。
ご検討の際は、最下部の "お問い合わせ" フォームよりお気軽にお問い合わせください。
ポジティブリスト制度に対応した残留農薬分析
幅広く残留農薬の有無を測定できる一斉分析や、必要なものだけを分析する個別分析をご用意しております。また、多成分一斉分析と個別分析を組み合わせ、ポジティブリスト制度に対応した残留農薬パッケージ分析を行なっています。
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- 多成分一斉分析: GC/MS/MS および LC/MS/MS を用いて残留農薬一斉分析を行います
- 個別分析: 国内登録のあるほぼ全ての農薬に対応致します
一斉分析パッケージ
スパイスやマーガリン、穀物類など様々な検体に対応した残留農薬一斉分析パッケージをご用意しております。輸出先の規制に応じたパッケージテストもございますので、お気軽にお問い合わせください。
個別分析
グリホサートやジノテフラン等検出事例が多い農薬の個別分析を行っております。近年検出が多い事例は下記表をご確認ください。
また、一斉分析後に検出された農薬のみを個別分析することも可能です。
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注意すべき農薬
近年検出事例が多い農薬
物質名 | |||
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アセフェート | メタミドホス | キャプタン | クロロタロニル |
2,4-D | γ-BHC | OPP, イマザリル, チアベンダゾール, ジフェニル | フルジオキソニル |
カスガマイシン | バリダマイシン | フィプロニル | インドキサカルブ |
トリアゾホス | イソカルボホス | カルタップ, チオシクラム, ベンスルタップ | カルバリル |
シペルメトリン | ベノミル, カルベンダジム及びチオファネートメチル | グリホサート | グリホシネート |
ジチオカルバメート※ |
*ジチオカルバメートは以下の10農薬を対象とし、測定結果は基準値と比較するために二硫化炭素に換算して算出します。
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- 対象10農薬: ジネブ, ジラム, マンネブ, マンゼブ, チウラム, プロピネブ, ポリカルバメート, ニッケルビスジチオカーバメート, フェルバム, メチラム
日本では農薬とされていないが、海外では農薬とされているもの
物質名 | |||
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アントラキノン | フタルイミド | オルトフェニルフェノール | ジエチルトルアミド(DEET) |
農薬に関する情報
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- 厚生労働省:食品中の残留農薬について
- 農林水産省:諸外国における残留農薬基準値に関する情報
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お茶専用分析
お茶専用分析もご用意しております。詳細はこちらから